ベルギー陶芸便り

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アンデンヌ陶芸ビエンナーレ

ベルギー・ナミュール州にある小さな町、アンデンヌで5月23,24日の二日間にわたって開催された
陶芸ビエンナーレに出かけてきました。

公募のコンテンポラリー陶芸展、陶芸美術館での特別展、陶芸市など、
ポイントごとに色々な催しが開かれています。

インフォメーションセンターでチケットとガイドブックを買って(フランス語で全然読めないんだけど。。)
まずはコンテンポラリー陶芸展へ。
ベルギー・フランスからの参加者がほとんどな中、数名日本人も入選していました。
面識はないものの、みなさんちらほらこちらで聞くお名前。
ベルギー人作家も、知り合いやお馴染みの方から、初めての方まで、興味深く観ました。

特に、このベルギーという小さな国において、陶芸という分野は、さらに小さな小さな存在なので
活気のない狭い世界、と思いがち。(いや、実際にそうなのだけど。)
でも、こうやって、一同に集った作品を見ると、まだ、捨てたもんじゃないかな?
と、また新たな活力を得ました。

それにしても、同じベルギーでも、フランス語圏の情報には疎く、
今回の公募も知らずに過ごしてしまったことを反省。
次回は、鑑賞する側ではなく、展示する側にいなければならないのでは。。。?
と改めて気を引き締めたのでした。

ちなみにこの展覧会は、6月6日まで開催されています。

場所を移して、陶芸美術館。
2階の特別展会場では、台湾からの招待作家さんが
この施設に滞在し、こちらで制作した作品を展示していました。
こちらの美術館の庭には、昔の窯が移築されています。
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ヨーロッパではおなじみの2階建て薪窯。
上下の温度差を利用して、本焼きと素焼きが同時に出来るそうです。
ちなみにこれはは、パイプ工場の窯でした。

さらに足を伸ばして陶芸市へ。
なんとなく、前回来た時よりもこぢんまりと、、縮小されてきているのは気のせい、、かな?
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実は今回、わざわざ200kmの距離を車を走らせてこのイベントを観に来たのは
次回、自分も参加するかどうかの下見の為でもあったのですが、
お客さんは来ているけれど、売れている様子はあんまりないなぁ。。。

d0049017_6341791.jpg

こちらは、比較的目を引いていたオランダから参加のヨランダさん。

会場に訪れる皆さん、陶芸愛好家には違いないんだけど、コレクターではないんですよね。
おそらく陶芸教室で、自分も作られている方がほとんど。
次に自分が何を作るか?を探りに来る方ばかりです。

そんな私も、買うつもりで来ているわけではないので、ひやかしの一部なんだけど、、
一箇所だけ、どうしても離れられない気になるところが、、
あまりにも一生懸命見すぎて、後で写真がなかったことに気づいたのですが、、

様々な動物をモチーフにした、オカリナ&鳩笛作家さん!
可愛さに一目惚れして、じっと眺めていると、音色の実演もしてくれるのです。
これがまた、本当に小さいミニオカリナなのに、音色のいいこと。

結局、牡牛の鳩笛と龍のミニオカリナを連れて帰る事にしました。
5cmほどの、本当に手のひらの中に収まるミニサイズ。
4つの穴の組み合わせでドレミの音階を奏でます。

これから夏にかけて、各地で開催される陶芸フェア。
今年はまた、新たな出会いを求めて色々回ってみようと思います。
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by rihaya | 2010-05-29 18:41 | 陶芸徒然
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ベルギー在住陶芸家 津田梨早の活動・制作日記


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