ベルギー陶芸便り

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お湯争奪戦

私は、学生用の貸し部屋に住んでいます。
貸し部屋にもいろいろなタイプがあって、寮のように大きな共同キッチンがあって部屋には洗面台がついているだけ、というものもありますが、私の部屋(アパート)は結構独立しているタイプで、6畳ぐらいの部屋にキッチン、洗面台(その他:冷蔵庫、電熱器、勉強机、ベッド、一人掛けソファ、小さな食卓)がついています。
そして、トイレとシャワーが共同になっています。
 私のアパートは5階建てですが、3F以降は独立したワンルームになっていて、1,2Fに住む7人が、2つのトイレと、3つのシャワーを共有することになります。また、この建物にはガスが通っていないので、熱源は電気だけです。ベルギーでは意外と、ガスを止めてしまっている家が多いのです。なんでも、ライフラインが比較的早いうちに発達したので、現在は老朽化が進み、突然ガス爆発!なんてこともあるとか。
 幸い私の部屋は非常に小さいので、寒いベルギーの冬を電気ストーブで過ごしてもたいしたコストではありませんが、氷のように冷たい廊下を通って、共同トイレやシャワーに向かうたびにセントラルヒーティングにあこがれてしまいます。
一番困るのは湯沸し機。
7人で使うだけあって、確かにシャワー室にある湯沸しタンクは大きいものが設置されています。しかし、、それでも足りないのです。
いざシャワーを浴びようと思って蛇口をひねって、冷水シャワーを浴びること数度。
うまい具合に、朝、昼、夜とそれぞれ入浴時間が重ならないといいのですが、やはり朝や夜は混む時間帯、3つもシャワールームがあるのに、2人同時にシャワーを浴びようものなら、シャンプーしている間に隣の人にお湯を使われて、すすぐ頃には冷水になっていた。。なんてことも。
 また、マイナス5度の気温が数日続いた寒い日のこと、語学学校の帰り道、寒さに耐えながら暖かいシャワーを浴びることを想像しながら家路をいそぎ、いざ蛇口をひねったら冷水。
そんなことが3日も続き、気付けば自分の部屋のキッチンのお湯も出なくなっている!これはさすがにおかしいと思って、大家さんに電話しました。
「もう、3日もお湯が出ないんです!」
「シャワー室はおろか、キッチンのお湯も出ないんですよ!」
すると大家さん
「はは(笑)、同じタンクなんだから、シャワーが出なきゃ、キッチンも出ないよ。まぁ、今日中に見に行くから。」

!!!キッチンも同じタンク。。
あのタンクひとつで、7人分のキッチンと、シャワーをまかなっていたんだ。
それは、お湯もなくなるはず。 ちなみにベルギー人は食器を洗うとき、シンクにアツアツのお湯をためてその中に洗剤をいれて泡アワにして洗います。

小さいながらも、清潔で、学校からも近く気に入っていたこの部屋。
でも、もういつもお湯のことを気にする生活はたくさん。
次の更新のときに引っ越します。
2年も我慢したら、自分専用のトイレとシャワー。いつでもお湯の出る生活ぐらい望んでもよいでしょう(?)

それまでは、キッチンの蛇口をひねって、お湯が出ることを確かめてからシャワー室へ向かう日々がもう少し続きそうです。
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by rihaya | 2005-04-22 04:08 | 留学生活徒然'03-'07
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ベルギー在住陶芸家 津田梨早の活動・制作日記


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