ベルギー陶芸便り

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ブルージュのお城 中世騎士ショー

先日、出先の夫から「今すぐ来て!」と呼び出されて行った所がこちら。
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ブルージュ郊外にあるTen Berghe城です。

〇〇通りの何本目の通りを左折して突き当たりの駐車場に車を停めて~
と指示を受けて到着した所が立派なお城でびっくり!
ブルージュ市街地からも、我が家からも車で10分もしないところに
こんな大きなお城があったなんて!!
西フランダース地方は、お城がたくさんあると聞いていたけれど、まだまだ知らないお城がたくさんあるんだなぁ。

どうやらこちら、シャトーホテルとして利用されているようです。
Kasteel Ten Berghe
シャトーホテルなんて、アルデンヌ地方等、もっと遠くへ行かないとないものとばかり思っていました。

サプライズで呼び出されたこのお城の庭で、この日は中世の騎士ショーが開かれていました。
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騎士が一騎打ちをして派手に落馬したり、道化師が馬による激しいアクロバットを披露したり。
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鷹匠がフクロウや鷹を操ったり、結構盛りだくさんの内容。

思わぬ新しいブルージュ発見と中世騎士ショーに、楽しい休日となりました。
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by rihaya | 2011-08-30 05:03 | ベルギー徒然

デルフト陶芸職人

ヨーロッパのあちこちにみられるブロカント(フリーマーケット)、私の住む地域でも夏になるといろいろな場所で頻繁に開催されます。

今回は、ブルージュ市内のある通りで開かれたブロカントで気になる逸品を見つけました。
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目にはいったのは、額装されたタイル。

近づいてよく見てみると、陶芸職人が描かれているのです!
2枚並んで売られているタイルシリーズ、隣には天文学者が描かれたタイルが置かれています。
出品者のおじさんに聞いてみたところ、本物のアンティークではなくてレプリカものだけど
デルフト製であること、おそらく当時の職業シリーズとして連作タイルとして製作されたのだろうということ。
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(タイルの裏側)
言い値は5ユーロ。
レプリカだしどうしよう。としばし悩んだのですが、
本物のアンティークを手に入れられるはずがないしレプリカであろうと、
今後陶芸職人タイルにもう一度お目にかかれることがあるだろうか?そう考えると
ここで出会えたのもご縁かな?と、手に入れることにしました。
価格交渉をするのが醍醐味なのかも知れませんが、言い出せず、そのまま言い値で。

大きな車輪のついた蹴轆轤で壺を作っている様子が描かれています。
家に帰って、埃の付いたタイルと額縁を掃除し、さて、どこへ飾ろうか?と検討中です。
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by rihaya | 2011-08-29 05:36 | 陶芸徒然

陶芸展 Sint-Jozef feest シント・ヨゼフ地区祭

ブルージュには、観光地として有名な丸く運河に囲まれた旧市街のほか、郊外にも放射線状に幾つかの地区が存在します。

その地区の一つであるSint-Jozefにある公民館で、新しい陶芸の先生を募集しているとのことで紹介いただき、9月からブルージュ市のボランティアスタッフとして、発足して8年になる陶芸クラブを引き継ぐことになりました。

前任の御年75歳になられるモリス先生の最後の仕事として、毎年恒例の地区祭りで陶芸クラブの展覧会が行われるというので、引継ぎも兼ねてお手伝いさせて頂きました。
よかったらあなたの作品も展示したらどうですか?と誘われて、
実際に作品を見てもらうのが一番いい自己紹介になるかな?と作品展にも参加させてもらうことにしたのですが、
搬入の打ち合わせに行ってみると、、なんとなく雲行きがあやしい。。

作品展に参加する生徒は2~3人(いや1~2人かも・・・)とのこと。
あれ?陶芸クラブには12人くらいいるんじゃなかったっけ。。?

確かに6月末で前期のレッスンは終わり、2ヶ月の長い夏休みに突入すると
皆さん旅行へ出かけたり、なかなか足並み揃えにくいのはわかるのですが
生徒作品のない、、生徒作品展になってしまうの~?とちょっと不安。

前任のモリス先生も現在海岸沿いのセカンドハウスへ滞在中でブルージュにいないので
当日何の作品を持ってくるかは分からないとのこと。

どうしよう。打ち合わせではすでに、私が陶芸クラブの作品展の責任者みたいなことになってる!
これは、作品展に穴を開けないよう、なるべく多くの作品を準備していったほうがいいかも知れない。
それでも、陶芸クラブの作品展で「津田梨早展」みたいになってしまうのもちがうのではないか、、?
等色々考え、なるべく陶芸クラブの参考作品になりそうな種類の作品を選んで
搬入当日を迎えました。

会場でモリス先生を待っていると、自作の絵画作品(!)を持ってやってくる先生。
さらに追い打ちをかけるように「今年は生徒は誰も参加しません。」

えっ!!!

結局持ってきた作品すべてを並べて、生徒の作品展ならぬ、参考作品展?と相成りました。

モリス先生と参考作品展の様子
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ひも作りや板作りで作れる作品を中心に集めてみました。
作ったけどずっとお蔵入りしていた白枝豆くんも。
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アントワープ王立アカデミー時代に課題作品で作ったマスクなども
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普通の公民館で開かれる陶芸教室。
窯もない、ロクロもない。作品を保存したり、乾燥させたりする棚も道具を保存する場所もない。
制作が終わったらみんなでお掃除して公民館をきれいに元通りにする。
ナイナイ尽くしの課題の多い教室になりそうですが
初めて与えてもらった、ベルギーで陶芸を教える機会。
このチャンスを大切にし、挑戦してみたいと思っています。

ベルギーの中でも特に方言の強い地域で、本当に地元の人達とコミュニケーションが取れるのか
お話を頂いたときは、非常に不安に思い迷いもあったのですが
この地域祭りでは、ひとまず特に困ることなく、皆さんと楽しく話しをすることができました。

レッスン開始は9月中旬。
ちょっと緊張しつつ、どんな展開になるのか楽しみに待とうと思います。
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by rihaya | 2011-08-27 06:08 | 展覧会 2011

Kantdagen ブルージュ・ボビンレースフェスティバル

陶芸の話題ではありませんが・・・、2年ほど前よりベルギーの伝統工芸・ボビンレースを趣味で習っています。

毎年、ブルージュにあるレースセンターの主催で8月中旬にボビンレースフェスティバルが開催され、全国からボビンレース愛好家が集まります。
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会場は、ブルージュビールの醸造所De Halve maan周辺です。

私が習っているイングリッド先生も毎回ブースを受け持って参加されており、昨年から私もこのレースの祭典に参加しています。初心者にもかかわらず、図々しくも会場でデモンストレーションを披露する4日間。
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こちらは、長い時間(60時間くらいかな?)を掛けて仕上げた初めてのブルージュフラワーレース作品です。

今年の実演は、初めてのトーションレースに挑戦してみました。
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こちらは32ペアのボビンを使った小作品です。
一つ一つの動きは単純なのですが、模様のつなぎ目など構造を理解するのに時間がかかり
何度も先生に聞きに行ったり、織ってはほどき、織ってはほどきの繰り返し。
糸を解くときは、織ってきた動作と全く逆にボビンを動かしていくので
一見見ると黙々とレースを織っているように見えるのですが
さすが経験者には直ぐにバレてしまい、お客さんに「あら、間違っちゃったのねぇ」
なんて指摘されたり。

会場の先輩方にも、何度も失敗すると理解が深まるでしょう?と言われ
確かに、織っている時よりもほどいている時のほうが構造が見えてくるので
この4日間で随分と学ぶことができたと思います。

会場には、ベルギー全国からレースクラブの人たちが集まり、古典からモダンまで展覧会や実演が行われました。
ブルージュはやはり、ボビンレースのメッカなのか、レース愛好家がイギリスやフランスなどからもやってきてパターン集を購入していく姿を見かけました。
一般的なベルギー人にとって、ボビンレースはもう忘れ去られた過去の遺産…
風前の灯とも思わせるような反応が多いですが、沢山の人が訪れたボビンレースフェスティバル、
大切な伝統文化を守っていくことが出来ればと思います。

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こちらは展覧会会場、よく中世の肖像画で見かけるレースの襟です。
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鳥かごの中にはレースの小鳥。
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レースの羽を持つとんぼは、よく見ると胴体がボビンになっています。
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by rihaya | 2011-08-17 04:48 | ベルギー徒然
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ベルギー在住陶芸家 津田梨早の活動・制作日記


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