ベルギー陶芸便り

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ベルギー芸術家支援団体

 ベルギーで創作活動をする上で、役立つ情報を提供し
また芸術家の支援活動をしている団体。

IBK - Initiatief Beeldende Kunst-
http://www.ibknet.be/

最新展覧会、ワークショップ、シンポジウム、公募展情報等。

Kunstenloket
http://www.kunstenloket.be/kunstenloket/view/nl

ベルギーで芸術活動を行っていく際に必要な
法律の知識など、個別に相談に応じてくれる。

NICC -Nieuw Internationaal Cultureel Centrum-
http://www.nicc.be/

アート情報の提供のほか、
アトリエの貸し出しなど斡旋している。

Kunstwerk(t)
http://www.kunstwerkt.be/

展覧会、公募展情報、
展覧会に必要な照明や台座の無料貸し出し、
チラシの無料印刷等。

KVBKB-ARAPB
http://www.kvbkb.be/

Koninklijke Vereniging van Beeldendde Kunstenaars van Belgie vzw
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# by rihaya | 2006-12-02 20:04 | アートリンク

ベルギー・オランダ アートマガジン

(H)ART

ベルギーの現代美術情報
発行:3週間毎
www.kunsthart.org

De Witte Raaf

オランダ・ベルギー(フランドル地方)のアート情報
新聞
発行:2ヵ月毎
www.dewitteraaf.be

KLEI

オランダ・ベルギーの陶芸情報
雑誌
発行:2ヶ月毎
www.klei.nl

CERAMICA

ベルギー陶芸家ガイド
書籍
www.ceramica.be

ARTELIER Guid

ベルギーの美術工芸家ガイド
ガラス・陶芸・カリグラフィー・家具・紙・ジュエリー・テキスタイル・照明
ベルギー国内の300以上の美術工芸工房を紹介。
書籍
www.artelier.be
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# by rihaya | 2006-11-28 05:55 | アートリンク

アントワープ・コンテンポラリーアート ギャラリー

今、アカデミーで現代美術の授業を取っています。
いろいろなアート情報を教えてくれて、
自分でもチラシなどチェックしているのですが
すぐに忘れてしまうので、自分のための覚書として
リンク集としてまとめてみることにしました。

☆アントワープ ギャラリー

GALERIE ANNETTE DE KEYSER

Gen. Belliardstraat 19
tel/fax 03/231 90 56
wed-sat 14.00 - 18.00
info@annettedekeyser.com
www.annettedekeyser.com

DAGMAR DE POOTER GALLERY

Gr. Van Hoomestraat 6
tel/fax 03/290 85 74
wed-sat 14.00 - 18.00
info@dagmardepootergallery.com
www.dagmardepootergallery.com

GALERIE DE ZWARTE PANTER

Hoogstraat 70/74
tel 03/233 13 45
fax 03/231 38 12
thu-sun 13.30 - 18.00
galerie@dezwartepanter.be
www.artsite.be/zwartepanter

FIFTY ONE FINE ART PHOTOGRAPHY

Zirkstraat 20
tel 03/289 84 58
fax 03/289 84 59
tue-sat 13.00 - 18.30
51@telenet.be
www.gallery51.com

1st FLOOR GALLERY

Kronenburgstraat 21
tel 0499/16 15 65
wed-sat 14.00 - 18.00
info@1stfloorgallery.com
www.1stfloorgallery.com

GALERIE ANNIE GENTILS

Peter Benoitstraat 40
tel 0477/756 721
fax 03/216 30 28
wed-sat 14.00 - 18.00
annie.gentils@pandora.be
www.galeries.nl/gentils

GEUKENS & DE VIL

Pourbusstraat 19
tel 0475/39 83 99
fax 050/62 41 92
thu-sat 14.00 - 18.00
geukensdevil@skynet.be
www.geukensdevil.com

GALERIE JAMAR

Cockerillkaai
tel 03/238 68 75
fax 014/85 14 71
jos.jamar@pandora.be

KORAALBERG

Pourbusstraat 5
tel 03/226 06 30
fax 03/248 66 26
wed-sat 14.00 - 18.00
info@koraalberg.be
www.koraalberg.be

GALERIE KUSSENEERS

De Burburestraat 11
tel 03/257 24 00
wed-sat 13.00 - 18.00
sun 14.00 - 18.00
info@kusseneers.com
www.kusseneers.com

STELLA LOHAUS GALLERY

Vlaamse Kaai 47
tel 03/248 08 71
fax 03/257 13 50
wed-sat 14.00 - 18.00
stella@stellalohausgallery.com
www.stellalohausgallery.com

MAES & MATTHYS GALLERY

Pourbusstraat 3
tel 0478/48 50 31
wed-sun 14.00 - 18.00
info@maesmatthys.be
www.maesmatthys.be

MCBRIDE FINE ART

Mechelsesteenweg 4
Leopoldplaats
tel 0498/31 99 41
tue,thu-sat 14.00 - 18.30
mcbridefineart@mac.com
www.mcbridefineart.com

GALERIE MUDIMADRIE

Vlaamse Kaai 48
tel/fax 03/237 48 84
wed-sat 12.00 - 19.00
mudimadrie@skynet.be
www.mudimadrie.be

GALERIE MICHELINE SZWAJCER

Verlatstraat 14
tel 03/237 11 27
fax 03/238 98 19
tue-fri 10 - 18/sat 12 - 18
info@gms.be
www.gms.be

TIM VAN LAERE GALLERY

Verlatstraat 23-25
tel 03/257 14 17
fax 03/257 14 25
tue-sat 14.00 - 18.00
vanlaere.art@pandora.be
www.timvanlaeregallery.com

GALERIE VAN DER MIEDEN

Pourbusstraat 15
tel 03/231 77 42
fax 03/294 74 58
wed-sat 14.00 - 18.00
info@vandermieden.com
www.vandermieden.com

ZENO X GALLERY

L.De Waelplaats 16
tel 03/216 16 26
fax 03/216 09 92
wed-sat 14.00 - 18.00
info@zeno-x.com
www.zeno-x.com

ZENO X STORAGE

Appelstraat 37
tel 03/216 16 26
fax 03/216 09 92
wed-sat 14.00 - 18.00
info@zeno-x.com
www.zeno-x.com
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# by rihaya | 2006-11-28 02:51 | アートリンク

ブリュッセル・プルスギャラリー

ここのところ、私の一番の憧れで
ベルギーの現代陶芸ギャラリーの中でも
最も質の高い展覧会をするプルスギャラリー(ブリュッセル)
に行ってきました。

 褒め称えてはいるけれど、実はこのギャラリーに
実際に足を運ぶのは今回で2回目。
毎回ウェブサイトで作品チェックはするものの
根っからのブリュッセル嫌い(というか恐怖症)により滅多に
ブリュッセルに足を踏み入れることはないのです。
 しかし今回の展覧会はオランダ人陶芸家Wouter DAMさん。
実現はしなかったものの一度、Stage(研修)をお願いしたこともあって、
明日の最終日を目前にして見に行かないわけには行かなかったのです。
彼は、現在私が作品に取り入れようとしている要素を持った
作品シリーズを制作していて、
さらに今回はサイトを見る限り、前まで作っていたシリーズよりも
洗練された感じで、もっと私好みになっています。
研修をお願いした際、ご本人からも
「ベルギーで近々展覧会をするので是非観にきてください。」
とお誘いをいただいていたので、この機会は逃せないな、
と思いつつギャラリーに向かいました。

 到着したのが遅い時間で、最終日の前日ということもあってか
ギャラリーのお客さんは私一人。
心置きなく、あっちから、こっちから、上から下から。
作品の空気を楽しみつつ観て回り、作り方や素材の予想を立てたり
接着部分の観察をしたり。

 Wouter DAMさんは、轆轤でパーツを作った後
曲線の立体造形に作り変えるオブジェを作っています。
 以前の作品に比べて、今回のものは垢抜けたというか
動きのある軽やかな作品に生まれ変わっていて
観ていると心が動き出すような、喜び躍りだすような
感じになりました。
ギャラリストも同意見のようで、以前よりも興味深い作品群
に変わってきたように思います。

 同時に展示されていたドイツ人陶芸家Karin BABLOKさん、
私は初めて見る作家でしたが、彼女もまた磁器土を轆轤挽きし
それらを加工した作品を作っていて、とても繊細なのに
力強いラインと造形で、これまた心動かされるものでした。

 彼女は、アートインレジデンスIN瀬戸で日本に滞在していたこともあるようです。
併設されている資料の中に日本語のインタビュー記事も見つけました。
ヨーロッパ的な雰囲気の作品でありながら
日本人にすんなり受け入れられそうな作風で、文中では”逆輸入”という言葉
で表現されていました。
ドイツではすでに、同世代の陶芸家を代表するような立場にいるようですが
今後、世界的にも注目されていく作家なのでは?と感じました。

 今回の二人の陶芸家。扱う素材は陶土と磁土と異なるものの、轆轤を使った
造形物を作り出す作家達で、新しい轆轤の可能性を見出せる気がしました。
 私が日本で勉強してきた轆轤の技術と、ベルギーに来て学んだオブジェ制作
が融合できるという道を示唆しているかのようです。

 今回は、久々に心を動かされたこの二人の作家、作品群との
出会いのほかに、またすばらしい出会いもありました。

 このプルスギャラリーのギャラリストとゆっくり話しをすることが出来たのです。
このギャラリーのオーナーは、デンマーク人女性。
デンマーク語、英語に加えフランス語オランダ語も操ります。
自身もデンマークで6年、ベルギーで2年と陶芸を学んだ陶芸家で
6年前の記念すべきプルスギャラリーのオープニング展覧会が
彼女の作品展だったそうです。
(現在はギャラリストに転向し、作品制作は行っていないとの事。
 無理を言って、彼女の作品の写真を見せてもらいました。
 北欧的デザイン、カラフルポップな巨大カプセル、
 レゴブロックを思い起こさせるようなオブジェ。
 赤、青、オレンジと写真を見るだけでは本当に陶器なのか
 目を疑うような鮮やかな色使いで、特別に工業用釉薬を
 使用したとの事。カプセルの印字部分はデカルコマニー
 (上絵転写シート)を使い、トレードマーク?のリス
 マークがとってもキュートでした。)
 彼女自身のセンスが良い為、このギャラリーで紹介される
作品が常にハイレベルで洗練されているのだと実感しました。

 「何でも質問してください。」とのお言葉に甘えて
二人の作家の技法、素材を尋ねたり
どのようにして企画展の作品を選んでいるのか
はたまたベルギーにおいての陶芸の未来についてまで
語ってしまいました。
 彼女のギャラリーでは、基本的に常に2人の作家を同時に
扱うようにしていて、前方ショーウィンドウからも見える部分に
有名作家、後方部分に新人作家を持ってくるとの事。
 さらにずうずうしく、自分の作品集を持って来たら
見てもらえるか尋ねてみると
「いつでも持ってきて、とても興味があるから歓迎するわ。」
と、とても温かい言葉。

 新人作家を扱う、といってもこのギャラリーのクオリティーは本当に高く
大抵はある程度すでに活躍されている作家さんたちです。
しかし過去に一度だけ、本当に人生で初めての第1回目の個展
という作家も扱ったことがあるそうで、そのときはギャラリストである
彼女にとってもエキサイティングだったとの事。

 ベルギーで陶芸を学ぶ身である事を打ち明けると
話はベルギーの陶芸の未来の話まで発展し、あまりにも気さくで
話のしやすい彼女の人柄に甘えて、自分の将来の相談
までしてしまいました。

 ベルギーはもともとヨーロッパの中でも陶芸発信地とはとてもいえない
陶芸後進国です。(発展途上とも言い難い。)
彼女も、「オランダはまだベルギーよりはましだけど、
陶芸をするならやはり、イギリス、北欧、ドイツあたりよね。」
との事。
 私に、「なぜあなたはベルギーで陶芸を?」と尋ねつつ
彼女もデンマーク人でありながらベルギーで陶芸ギャラリーを
開いている身。 似たもの同士?
とでも言うかのように二人で顔を見合わせて笑ってしまいました。

 ベルギーでの陶芸を学ぶ環境、特に美術大学の状況は
年々縮小傾向にあり、悪くなるばかりで
「ギャラリーも、美術学校も運命共同体。
 美術学校がなくなったら、新人も育たなくなり
 いい作品が生まれなかったら
 ギャラリーで扱える作品もなくなる。
 ますます陶芸離れが進めば
 お客さんもいなくなる…。」
 彼女も、現在のベルギー陶芸の現状を危惧しています。

ベルギーだって、日本のように大人の趣味としての陶芸教室は
どこも大盛況なのです。
 それではなぜ今、新人育成の専門機関に閑古鳥が鳴いているのでしょうか?

 話は少しそれますが、美術大学での教育についてのシンポジウムに
先日参加してきて、そこで少しそれに関わるような話題が出ました。
パネリストはオランダの二つの大きな美術専門機関の学長で
いわゆるアートインレジデンスとして利用できるような
学校とはまた別の枠の機関です。
もちろんそれらの機関は「アーティスト」として参加するものであって
一から学ぶことができる施設(学校)とは全く異なるのですが
彼らの意見としては、なぜアートにディプロマが必要なのか?
学士、修士はまだいいとして、アートにとって「ドクター」という
称号は何を意味するのか?とした上で
自分達の施設の特徴を説明していました。
 今ここに来て、(特にベルギーにおける)美術大学の意味を
見つめなおす時期に来ているのかもしれません。

 ギャラリストの彼女は、プルスギャラリーのオーナーである傍ら
ブリュッセルのラ・カンブルでも教鞭をとっているそうです。
 私の通うアントワープ王立アカデミーの陶芸科が今年の私の学年の
卒業を持って幕を閉じること、同じくアントワープにあるセントルーカス
の陶芸科も同時に閉鎖する事実に彼女はたいそう驚き、
ますますベルギーの陶芸の未来を心配していました。
というのも、ラ・カンブルでも状況は似たようなものがあり
今のところ閉鎖するとの噂はないものの
全学年合わせても10人しか学生はいなくて
淋しいばかりとか。

 また、私は来年に卒業を控えベルギーで陶芸を続けていくことを
決意したところ。このベルギーにおいてどうやってアプローチ
していけばよいのか?というのは最近の最大の関心事です。
 陶芸専門のギャラリーを経営する彼女にとっても
状況は決していいとはいえないようですが、最後には
「私達が、立ち向かって切り開いていきましょう!」
と笑顔で送り出してくれました。

 日本にいたときは、ギャラリーを訪ねると、時折作家さんや
ギャラリーオーナーとお話する機会があったり、
時には、人生相談をしたりすることもあったのですが
今回ベルギーに来てこのように心のままに話が出来たのは
初めてのことです。
ベルギー人だから、とかデンマーク人だから、ということではなく
きっと彼女の人柄によるものなのだと思いますが
こんなに素敵な人もいるんだなぁと
今回はすっかり、彼女のファンになってしまいました。

 いつかはこのギャラリーで発表できれば、と
大きな目標をひそかに胸に刻んで。
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# by rihaya | 2006-11-21 05:07 | 陶芸徒然

ロバの門 開かれる

色々あったけど、なかなか記事に出来なかった出来事のひとつ。

今年の夏にブルージュで開かれたマルチカルチャーイベント
”KUNST OPENT POORT” 「芸術が門を開く」に参加してきました。

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8月26日、27日の二日間、文化交流グループSint-Annaの主催で
ブルージュ在住及び関わりのある「外国人」の展覧会が行われました。
場所は、ブルージュの外堀にある門のひとつ-Ezelpoort-ロバの門。

この門は、中世ブルージュが繁栄していた時代
市内と市街を結ぶ関所のような役割をしていました。
その歴史的価値のある史跡が20年程前、展覧会も出来る文化施設として
完全に修復されたそうです。
しかし、
修復されてから今日まで、この門が使用されることはありませんでした。。

この門を買い取って修復をしたのが民間企業だったからか、
この門がこういった目的で使用できることを、おそらく誰も知らず
ブルージュ市民ですらこの門の中に入ったものはいないのです。

今回の展覧会の主催者の一人のフィリップさんは
5世代以上前からブルージュに住む本当のブルージュっ子。
ブルージュの歴史についても研究していて、
とにかく詳しく、いろいろなことを知っているのですが
その彼も、今回はじめてこの門の中に入る!と興奮気味でした。

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私も、外から眺めたことは何度かありましたが
中に入ってみると意外に広い!
ぐるりと狭い石の螺旋階段で2階に上がると、明るくて広い大きな部屋が3室ありました。

しかしながら、20年前に完全修復されたとはいえ
20年間誰も使わなかった場所。
特に2階は誰も足を踏み入れず、埃が5cm以上たまっています。

今回の参加者達は、まずこの門の掃除をするところからはじまったのです。
柱の煤を払って掃除機をかけて、鳩が住んでいたらしい痕跡を消し、、
何度も水を流してブラシで床をこすり。。
どれだけの黒い水が出たでしょうか。
窓もきれいに磨き上げ、丸一日大掃除をしました。
参加者というのは、もちろん外国人たちだから
私にとっての文化交流はこのときから始まっていたのでした。
全員がボランティアで「何かお手伝いできることはありませんか?」と
どんどん参加者が訪ねてきます。
みんなで作り上げていくという感じがして
とても清清しい時間でした。
たまたま私は早い時間に到着し、主催者からだいたいの掃除の様子を聞いた後
主催者は展覧会用の機材を取りに出かけてしまったので
門に残ったのは私一人。
後から続々と参加者である外国人たちが到着するのですが
指示する人がいないから、気付いたら私が掃除番長になっていました。
ムードメーカーのコンゴ人ムルメが、
「掃除のことなら、全部リサに聞いて!彼女がボスだから!」
なんて調子の良いことを言うものだからよけい。

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展覧会当日は、みんながそれぞれの民族衣装を着てきたり
(私も浴衣で参加)アフリカンミュージックのコンサートがあったりして
通り過ぎる人たちも立ち止まり、イベントを楽しんでいたようです。

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私は2階の真中の部屋で7つのピーナッツシリーズの展示をしました。
新聞の取材も来て、自分の作品の前でポーズを撮った写真入りの記事が
De Zondag という、パン屋さんで日曜日に無料配布している新聞に載り
思わぬよい思い出に!
この新聞、取材した日の次の日には店頭に並べられていて
私は知らなかったのですが、私のお向かいの家に住むおじさんが
朝パンを買いに行ったついでに手に取った新聞に、私が写真入で載っているのにびっくりして
わざわざうちまで記事を切り抜いて届けてくれたのでした。
「君が陶芸やってるなんて、知らなかったなぁ」なんて、
とっても嬉しい出来事でした。

二日間で約1500人の人が訪れ、大成功に終わった展覧会。
今までの展覧会とは一味違う、貴重な体験になりました。
今後も、このようなイベントに参加していけたら、、と思っています。
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# by rihaya | 2006-10-24 04:01 | 展覧会 2006

地方自治体主催の公募展

長いことブログをお休みしていました。
この間にも色々とお伝えしたい出来事があったのですが、そのうちゆっくり書こうと思います。

先日は、ベルギーの地方自治体が主催する陶芸の公募展に参加してきました。
教授から案内をいただき、こういうのを経験してみるのも面白いかもしれないと思って
どういう傾向の公募展かなど、何も分からないまま
作品を抱えて会場へ潜入してきました。
小さい規模の公募展のようで、事前の申し込み用紙もないし
いきなり作品を運び込んで会場設置するというもの。

昨年作っていた作品は、1点物ではなくたくさんのピースからなるオブジェ作品なのですが
一番最新作の”Water”という60ピースからなる作品を持っていきました。

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どういう場所に設置するかも分からなかったので、選定ミスかな、、
とも思いましたが、場所にあわせて自由に組み合わせが出来るものなので
どうにかなるさ。。という気持ちで。

審査会場は市役所で、結婚の儀や会議、選挙などが行われる部屋に設置するとのことで
思った以上に場所がない!
しかも、平日はそういった場所柄いろいろな人が出入りするし仕事をするから
安全性に問題のない場所で、、との事。
私の作品は、最低でも1×2メートルぐらいのスペースは必要なので
市役所の人と、色々話し合って場所を確保しました。

私のほかにも、一人だけ同じように床を使った大きい作品を持ってきている人がいて
その人は、事前に電話で場所を確保していたとの事。
なるほど、、
そういうことも可能なのか、と勉強になりました。

大賞はひとつ、1000ユーロで市が作品を買い取るというもの。
その他にパブリック賞としてひとつ、審査員が選んだ十数点の作品の中から
市民の一般投票で選ばれるそうです。

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私は今回、このパブリック賞の候補としてエントリーされ10月末日まで
結果を待つことになりそうです。
(札には、審査員注目作品と書かれています、その札を頼りに
 訪問者が投票用紙に記入します)

先週金曜日が、この公募展のレセプションパーティーで
ここで審査結果が発表されました。

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この会場の参加作品を見たり、実際に参加者と話しをして
それぞれの公募展に、それぞれの特色があると思いますが
今回は、だいたいの傾向をつかむことが出来ました。

大賞の選出方法、1)市が買い取るということ。2)あまり大きな規模の市でないこと。
が大きな鍵になっていたと思います。
つまり、大掛かりな作品(しかも作家本人以外の設置が難しいもの)は
選んでも市が保管に困ってしまうということ。
こういったところには、1点物で勝負するほうが有効であるように感じました。

実際に賞を取ったのはコンパクト(で美しい)。
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ドイツの有名な作家が同じようなものを作っている、、とか
審査員の学校の生徒だ、、とか
いろいろな言葉が飛び交ってはいましたが
納得できる結果でした。

今回の展覧会、週末のみ一般公開されています。
お近くの方は是非投票を!(笑)
(へんぴなところにあります)

Prijs van Buggenhout

Buggenhout市役所
Nieuwstraat 2 9255 Buggenhout
(ゲントとメッヘレンの間ぐらいの場所です)

展覧会:10月6日~29日
毎週土日、14時~19時まで

*当日、カメラを忘れて携帯のカメラにて。
画像が悪くて残念です。。
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# by rihaya | 2006-10-11 08:02 | 展覧会 2006

人とのつながり

今、ブルージュの隣町Oostkampと言うところで陶芸の展覧会を行っています。
先週金曜日は、その展覧会のオープニングパーティーがありました。

イースターの連休も終わってしまい、学校も始まっていたのですが平日の作品搬入、
オープニングとなりブルージュアントワープ間を行ったり来たりです。

小さな田舎町のオリジナル・ソファー工房”SEDIA”。
そのショールームギャラリーでの展示で、お話をいただいたときは正直言ってあまり期待していませんでした。
しかし、一緒に展示する予定のコラージュ絵画の作家さんに会い、実際に展示会場に行ってみると
オーナー夫婦もとても気さくな方でギャラリーも素敵なところでした。
なんといっても、手作りソファーのセンスがいい、すわり心地が良い。
手作り&オーダー物だから、結構お値段もよいのだけど、、
こんなソファーオーダーしてみたいなぁ。 と思わせるようなものばかりです。
このギャラリーでは数ヶ月ごとに平面と立体の作家を招待して展覧会を開いていて、
ブルージュ界隈では結構知られているようです。

ショールームでの展示と聞いて、どのような会場作りができるのか、はじめは不安があったのですが、
こちらでは、 ”ソファー工房の宣伝のための余興”というよりは、”モダンな室内を想定したようなギャラリー”という感じで絵と立体が自然に溶け込む空間を作ることが出来ました。

オープニングパーティーのために、スピーチをしていただく方とも事前にお会いして、
自分の作品のこと陶芸との出会いや考え方などお話させていただきました。
とても勉強熱心な方で、私にまつわるスピーチ原稿を書くに当たって、
わざわざ詳しい日本のガイドブックを図書館で借りてきて色々と日本の文化について予習されていました。
特に、田舎町でもあるためこのギャラリーでは初のアジア人参加とのこと。
そんな意味でも、ちょっと特別な感じがする、とオーナー夫妻も言ってくださって、ちょっと緊張します。

オープニングパーティーでは、少しがんばって?
着物を着ていきました。
やはり、生で着物を見るのは初めてのベルギー人も多く喜びの(?)リアクション、面白かったです。
ブルージュの知り合いには、浴衣を披露したことはあったので
「今日は絶対、違う着物を着てくるって思ってた!」と、にっこりウィンクされました。
(ベルギー人には、実はこの日が自分ひとりで着付けをした
 初めての日だったなんてことは、ばれなかったみたいです・汗)

まだ、ベルギーに来て3年半知り合いもそんなに多くないけれど
たくさんの友人達が駆けつけてくれて、本当に素敵なオープニングパーティーでした。
いつも、かわいがってくれるブルージュのアカデミーの仲間達、
久しぶりに会えた友人達、アントワープから駆けつけてくれた友達、
人とのつながりって、こんなにも大切なものなんだな。と
また一段と実感した日になりました。

作品展は、6月30日まで開催しています。
ブルージュ近隣に遊びにいらっしゃる機会がありましたら
是非、このソファー工房「セディア」にもお立ち寄りください。

Zetelbedrijf "SEDIA"
Stationsstraat 41
8020 Oostkamp

Open:火曜~土曜日 9:00~12:00 14:00~18:00
     *日・月 休
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# by rihaya | 2006-04-25 07:01 | 展覧会 2006

ちゅー

今週の土曜日は、学校の年に一度の一般公開日で
今日当たりからあちらこちらで、作品の展示作業が行われています。

私も、自分のアトリエの片付けをして
作品展示準備をしていました。

アトリエの長く使われていなかった棚の整理などもしていて、
ごちゃごちゃと置いてある金具やらねじやら、
ガラクタのような道具類を片付けていました。
ちょうど目線の上に取り付けられている棚で
なかなか掃除しにくいのですが、
その棚の上に見慣れない道具も置いてあって

(なんだろう、これは何の道具かな?)

(ぼろぼろの皮の袋のような。。)

かつては何かの道具であったものの
なれのはてかな?

なんて思いつつ、
おもむろにそれを手に取ると。

(・・・・・・・・・・・。 っ!ちゅーーー!)

。。。
。。。ひからびてぺったんこになった ねずみ でした。(涙)
。。。

あー、久々に心臓に衝撃が走るくらい驚いた。

そして、悪気はなかったのですが
通りすがった女の先生に
そのときの状況説明とともに
びっくりして放り投げた ねずみ君 を見せると
同じように飛び上がるほどびっくりさせてしまいました。

その後は、直ちにお湯と石鹸で手洗いなさい!と
職員室の給湯室に強制連行。
しっかり洗わせていただきました。

ちなみに学校のオープンデーは
3月18日土曜日 午前10時から午後5時まで。
アントワープのHogeschool Antwerpen全校で
一般公開が行われています。
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# by rihaya | 2006-03-17 06:01 | 陶芸徒然

4月の展覧会

 3月にはいっても、雹が降ったり雪が降ったり。
ベルギーはなかなか春に近づきません。

春に向けて、ひとつ展覧会の予定が決まりました。
西フランドル地方の、ブルージュの隣町オーストカンプ(Oostkamp)にある、
オリジナル・ハンドメイドソファーを扱うギャラリーSEDIAにて
水彩コラージュ作品を作るベルギー人アーティストと2人展を行います。

このギャラリーでは各月、平面と立体の作品の企画展をしていて
地元界隈では知られているようです。
(とは言っても、地元民以外にはマイナーな場所ですが。。)

オープニングは4月21日金曜日
レセプションパーティーは20時から。
興味のある方、ぜひご一報ください。
招待状など送らせていただきます。

SEDIA
Stationstraat 41
8020 Oostkamp

また、WEB-SHOPの うつわSHOP-BBPさんにて新作うつわを発表中です。
こちらのほうもよろしければ覗いてみてください。
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# by rihaya | 2006-03-07 23:02 | 展覧会 2006

銀行の口座番号の秘密

 今、アカデミーで自営業者になるための知識を学ぶ講座を受講しています。
会社を興すに当たって必要な手続き、資金などをディスカッションを交えて学んでいく授業です。
今回の授業は、ファイナンス関係の導入編。
銀行融資のことについてなどを聞く中で、ひとつ面白いことを知りました。
口座番号の数字についてです。
ベルギーの銀行口座を持っているなら自分のカードを見てみてください。

xxx-yyyyyyy-zz

というように、3-7-2という風に数字が並んでいると思います。

はじめの3桁は、銀行番号。
000はPOST、073,074はKBC~だそうです。

次に続く7桁は個人番号。

それでは最後の2桁は?

これは、コントロールナンバーなのだそうです。
このはじめの10桁の数字を、ある数字で割ると最後の2桁が導き出されます。
その数字とは「97」
なんという名前がついていたかは、聞き逃してしまいました。

10桁の口座番号を97で割って出たあまりが、最後の2桁になるはずです。

実は、今回驚いたのはこの秘密よりも、、、
ベルギー人の計算能力。

この1問にゆうに15分ほどは与えられたかと思うのですが、
みんな「うーん、、」とうなったまま計算をする手が止まっている。
ベルギーで、どのような割り算の計算式を教えているのか
私は知りませんが、隣の子は不思議な計算式を書いて
あっちへこちょこちょ、そっちへこちょこちょと
いろいろな計算式を並べていました。

私が計算を終えても、みんな何やらうなって一向に計算が進まない様子なので
ひょっとして、私だけが質問の内容を間違って
違う事をしてしまったのかしら?と不安になるほど。
巡回してきた先生に、思わず
「私、ひょっとして見当違いなことしてしまったでしょうか?」
と聞いてしまいました。
結果的には、本当にこの10桁の数字を97で割るだけでよかったのですが
正解者はなんと、、、

27人中3人。

まさか!小学生の問題が…
あるとき、知り合いのベルギー人から
ベルギーでは掛け算20×20まで習うんだよ。
と聞いて、びっくりしたことがあったけど。。

そんなものなのかな、、ベルギー人。
先生も、この結果を予想していたようで
いかに計算機に慣れた世の中になったか~みたいなことを
説いていました。
今後、自分で帳簿をつけていくとしたら、、
なおさら心配ですね。
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# by rihaya | 2006-03-06 08:40 | 留学生活徒然'03-'07
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ベルギー在住陶芸家 津田梨早の活動・制作日記


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